高等教育共創コンソーシアム和歌山は和歌山の知的資源を集結した地域社会への幅広い貢献を目指します。

2023年度事業報告

連絡調整事業

1.代表者会議の開催

◇第1回:令和5年7月13日

  • 令和4年度事業報告・決算報告、令和5年度事業計画と事業予算の策定を行った。

◇第2回:令和5年10月12日 対面とオンラインのハイブリッド開催

  • 規約の一部改正について審議・決定し、団体名を「高等教育機関コンソーシアム和歌山」から「高等教育共創コンソーシアム和歌山」に変更することを承認した。

◇第3回:令和5年11月1日〜7日 書面審議

  • 和歌山県及び万博協会との連携推進に関する協定の締結について審議・決定した。

◇第4回:令和6年3月19日〜25日 書面審議

  • 令和6年度大学等地域貢献促進事業(共同プロジェクト研究)の収支予算、「わかやま万博共創チャレンジ事業(仮称)」の実施について審議・決定した。

◆意見交換会:令和6年2月9日 オンライン開催

  • 和歌山県「地域連携プラットフォーム」の設置(イメージ)について意見交換を行った。

2.企画運営委員会の開催

◇第1回:令和5年6月15日〜21日 書面審議

  • 第1回代表者会議での付議事項(上記記載)について(事前審議)

第2回:令和5年9月29日〜10月4日 書面審議

  • 第2回代表者会議での付議事項(上記記載)について(事前審議)

◇第3回:令和5年10月24日〜30日 書面審議

  • 第3回代表者会議での付議事項(上記記載)について(事前審議)

◇第4回:令和6年3月8日〜14日 書面審議

  • 令和5年度暫定予算等について審議・決定した。
  • 第4回代表者会議での付議事項(上記記載)について(事前審議)

3.外部機関及び加盟機関との連絡調整

◇外部機関との連絡調整

  • 和歌山県及び公益社団法人20025年日本国際博覧会協会との連携推進に関する協定を締結、和歌山県庁知事室にて協定締結式を行った。(令和5年11月24日)
  • 全国大学コンソーシアム協議会発行「第20回全国大学コンソーシアム研究交流会報告書」に「プロフィールシート」を掲載した。

◇加盟機関との連絡調整

  • 外部機関からのシンポジウム・フォーラム等の開催案内等について情報の共有化を図った。

教育研究事業

  • 単位互換授業を実施した。

共同公開講座開催事業

  • 県下の各種活動団体、NPO等と共同し、地域のニーズに応じたフォーラムを、県内各地において4企画(4回)開催した。

【フォーラムの開催】

  1. 事業テーマ:「ある春のための上映会」鑑賞会と監督によるトークショー
    企画団体名:「ある春のための上映会」実行委員会(所在 和歌山市)
    開催場所等:和歌山市、1回開催、参加者88名
  2. 事業テーマ:和歌山の夜間中学を語りあう
    企画団体名:和歌山の夜間中学校をつくり育てる会(所在 和歌山市)
    開催場所等:和歌山市、1回開催、参加者75名
  3. 事業テーマ:地域コミュニティに若者の居場所を
    企画団体名:クリーン&コネクト和歌山(所在 和歌山市)
    開催場所等:和歌山市、1回開催、参加者18名(うちオンライン参加12名)
  4. 事業テーマ:紀の川河口周辺のまちづくりの未来
    企画団体名:わかやま楽落会(所在 和歌山市)
    開催場所等:和歌山市、1回開催、参加者延べ50名(まちあるき20名、フォーラム30名)

広報宣伝事業

  • コンソーシアム和歌山のホームページを通じ、コンソーシアム和歌山の周知及び活動のPRに取り組んだ。

共同プロジェクト事業

  • 和歌山県が実施する「大学の地域貢献支援事業(大学等地域貢献促進事業分)」とコンソーシアム和歌山が連携し、 複数大学の教員による和歌山県の活性化等に資する3件の共同プロジェクト研究を実施した。共同プロジェクト研究助成額3,309,137円(内、和歌山県補助金1,654,568円)。

【令和5年度共同プロジェクト研究一覧】

  1. 研究テーマ:研究テーマ:和歌山県産農産物の抗老化活性と有効成分の探索
    研究代表者:和歌山工業高等専門学校・生物応用化学科 教授 奥野 祥司
    共同研究機関:近畿大学生物理工学部
    研究助成額:1,500千円
  2. 研究テーマ:認知症カフェを利用する家族介護者の「介護破綻予防リスクシート」の開発に関する研究
    研究代表者:宝塚医療大学和歌山保健医療学部 教授 上城 憲司
    共同研究機関:東京医療保健大学和歌山看護学部
    研究助成額:898,137円
  3. 研究テーマ:紀伊半島大水害後の子どもの心理的変化と支援の実態−公衆衛生および教育の視点から−
    研究代表者:高野山大学・文学部 教授 上野 和久
    共同研究機関:和歌山県立医科大学
    研究助成額:911千円

学生共同プロジェクト事業

  • 複数大学の学生による地域の活性化等に資する和歌山県内をフィールドとした1件のフィールドワーク研究を実施した。学生共同プロジェクト研究助成額350,928円。また、令和6年3月1日にオンラインでの研究成果報告会を開催した。

【令和5年度学生共同プロジェクト研究一覧】

  1. 研究テーマ:紀北エリアの寺院における野生動物による被害マップの作成
    研究代表者:近畿大学生物理工学部 2年生 黒田 幸汰
    共同研究機関:高野山大学
    研究助成額:200千円
  2. 研究テーマ:発達障害児の支援方法を学ぶ学生が行う発達障害児の居場所づくりと保護者の思いを理解する
    研究代表者:宝塚医療大学和歌山保健医療学部 3年生 淡路 美空
    共同研究機関:和歌山リハビリテーション専門職大学、和歌山大学
    研究助成額:150,928円

FD・SD(教職員研修)事業

  • 各加盟機関が独自に開催するFD・SD(教職員研修)等の相互活用により、幅のある研修テーマの確保と受講機会を確保した。
  • 南大阪地域大学コンソーシアムから、本事業のために研修の提供を受けた。
実施日 研修テーマ 開催機関 他機関からの参加者
令和5年8月21日 南大阪地域大学コンソーシアム「FD・SD合同研修」 南大阪地域大学コンソーシアム 13名
令和5年9月15日 和歌山大学「第6回 タウンミーティング」 和大 1名

災害共働事業

  • 加盟機関に所属する災害分野を扱う研究者等のシーズのとりまとめ方法を検討した。
  • 各機関発信の災害関係の講演会・シンポジウムの案内を行った。

わかやま万博共創チャレンジ事業

  • 令和6年度からの事業開始に向けて、和歌山県万博推進課、県内7振興局及び和歌山大学万博協力推進室と連携し、各振興局の活動テーマの調整並びに参加学生の募集方法等について検討した。

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