テーマ1「利用性・操作性に優れた『生物の生息情報のGIS化』についての調査研究」 |
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(テーマ選定理由) 生物多様性保全のためには生物の生息情報の把握が必須であるが、現状では情報が分散しており、県内の公共事業やアセスメント、学術研究にとって活用しにくい状況にある。 そこで、生物の生息情報を収集・整理・提供するシステムとしてGIS化を検討する必要がある。 (研究を希望する具体的内容)
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テーマ2「地域の子育て支援力の強化」 |
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(テーマ選定理由) 地域での子育て力の重要性が高まる中、各自治体ではそれぞれの施策に取り組んでいるものの、ニーズに十分対応できていない状況がある。 そこで、「地域での子育て力」を掘り起こし、地域での子育て資源として機能させるための有効な仕掛け作りが必要である。 (研究を希望する具体的内容)
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テーマ3「まちなか居住の推進による中心市街地の活性化」 |
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(テーマ選定理由) 近年、都市中心部は空洞化が進み郊外に居住する者が増加している。このままでは、多大な費用をかけて整備した都市インフラが有効に活用されず維持コストが増大するだけでなく、郊外への新規インフラ整備によるコスト増が必要になってくる。 そこで、都市に蓄積されたストックを有効活用し、社会的コストの低減を図るため、都市中心部(まちなか)への居住回帰を促す政策の展開が必要である。 (研究を希望する具体的内容)
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テーマ4「定時制・通信制高等学校におけるキャリア形成」 |
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(テーマ選定理由) 近年、定時制・通信制高校には多種多様な生徒が入学し生徒数は増加傾向にあるが、就職率が低い等、卒業後の進路には課題がある。 そこで、定時制・通信制高校におけるキャリア形成に必要な支援についての調査研究が必要である。 (研究を希望する具体的内容)
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テーマ5「小・中学校における学力向上」 |
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(テーマ選定理由) 本県の児童・生徒の学力・学習状況については、基礎的・基本的な事項に関しては概ね満足できる状況にあるものの、知識や技能を活用する力や学習意欲に課題が見られる。各校では改善に取り組んでいるところであるが、より実効ある取組を推進する必要がある。 そこで、小・中学校において教科の専門性を向上させるとともに、学習評価のあり方や児童生徒を取り巻く学習状況の改善に関する施策が必要である。 (研究を希望する具体的内容)
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テーマ6「運動場の芝生化による効果検証」 |
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(テーマ選定理由) 本県の児童・生徒の体力・運動能力は昭和60年頃をピークに低下の一途をたどっている。 そのような中、平成20年度から「屋外運動場芝生化事業」により運動場の芝生化に取り組み、実施校(13校)では運動量の増加や心理面の効果が確認された。 そこで、さらなる整備を進めるため、芝生化による動きの多様化についての研究が必要である。 (研究を希望する具体的内容)
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テーマ7「和歌山県伝統産業の振興と農林水産物を用いた特産品の開発」[コンソーシアム提案テーマ] |
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(テーマ選定理由) 豊かな自然環境に囲まれた本県は、農林水産品に恵まれ、桃や梅、みかん等の栽培が盛んであり、また、湯浅醤油等に代表される伝統産業や水産加工業等の食品産業も盛んである。 しかしながら本県の特産農林水産物を素材とした特産品や加工食品は少ない。 そこで、伝統食品加工産業の振興を図るとともに新たな特産品の開発が必要である。 |
テーマ8「液状化対策技術の開発」[コンソーシアム提案テーマ] |
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(テーマ選定理由) 過去の大地震では、港湾岸壁、道路盛土及び河川堤防の支持地盤が液状化し多くの施設が被害を受けており、本県でも来る大地震に備え地盤の液状化対策は急務である。 しかし、既存の固化技術はコストが高い、改良体から有害物質が溶出するなどの欠点を有しているため、これらを克服する技術開発が課題である。 |