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平成22年度大学等地域貢献促進事業【募集要項】
※平成22年度の募集は終了しました
研究名 | 研究代表者 | 研究概要 |
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過疎高齢化集落における高齢者の生きがいと地域の活性化〜学生参加による介入モデルの検証〜 | 和歌山県立医科大学 保健看護学部 教授 有田幹雄 | 過疎高齢化集落における「心の過疎」問題を解消するために、過疎高齢化集落が抱える現状と問題点を実態調査によって把握するとともに、大学生との人的交流を行うことが集落に居住する高齢者の生きがい感や誇りを高めることや、集落の自立的発展や活性化にどのような影響を及ぼすのかを実証する。地域住民と大学生とが現在生じている諸問題に対する解決の主体者であるという認識に至ることが効用として期待され、地域と行政と大学とがどのように連携することが可能なのかについても探求する。 |
過疎高齢化集落における現状と課題の把握−生活交通に関する事例の収集・分析と継続的な支援体制の構築− | 和歌山大学 経済学部 准教授 辻本勝久 | 過疎高齢化集落においては、いかに住民の移動の足を確保するかという深刻な問題に直面しているため、地域住民の移動の実態を把握するとともに、移動手段の確保のために地域住民が主体となって取り組む必要がある。本研究では、和歌山県内各地の生活交通の実態と確保の取り組み事例を整理するとともに、モデル地区において解決策の提案、担い手の育成のための仕組みづくりを進め、また、研究成果を生活交通確保のための解決策や解決プロセスを分かりやすく取りまとめた「ハンドブック」の発行につなげることを通じ、「学」としての継続的な支援体制を構築する。 |
和歌山県の「地域福祉計画」とその多面的評価に関する研究 | 和歌山大学 システム工学部 教授 足立啓 | 和歌山県下の30市町村における「地域福祉計画」策定状況を現状把握するとともに、全国の先進事例と比較し、福祉環境学、地域看護学、地域計画学などの学際的な視点から多面的に評価する。和歌山県下で地域福祉モデル地区を選定し、地域特性に根ざし、きめ細かい生活支援サービスを提供する小規模・多機能・共生型の地域施設を提案する。 |
新たな食品処理法による県産特産農産物を原材料とした有用成分抽出と加工に関する研究 | 和歌山県立医科大学 医学部 講師 宇都宮洋才 | 和歌山県の特産農産物の生活習慣病に対する機能性を明らかにし、地域にその情報を発信し、和歌山県の農産物の高付加価値化を図ってきた。本研究では新たな食品処理法で処理し、そこで得られた加工食品の健康に対する有用性を明らかにすることで、県産農産物のさらなる高付加価値化を行い、特産品を原料とする特色ある加工品として新産業の開拓を目指す。 |